あがり症の症状と克服

あがり症と赤面症

 

 

あがり症でもっとも多いのが赤面症です。赤面恐怖症、赤面恐怖、赤面癖とも言われ、人前だと顔や耳の辺りが赤くなります。

 

 

あがり症では一番多く見られるもので、人から注目されて落ち着かない気持ちから顔が赤くなるのではなく、人から良く見られたい欲求が強く出るのが原因だと考えられています。

 

 

顔が赤くなるのは、自分にとって影響が大きい人物、例えば気になる異性や、そりの合わない上司、尊敬している先輩などであり、これらの人の前では赤面症がより強く現れるようです。

 

 

また、過去において赤面した事を他人から指摘されたのがきっかけとなって赤面症になる事もあります。その経験が心の傷になり、トラウマから似たような状況になると、あがり症になったり、赤面症になってしまうようです。

 

 

顔が赤くなった事から相手に自分が好意を持っているのではと不安になり、さらに症状の悪化を招くこともあります。

 

 

あがり症では最も多い症状ですが原因はいろいろありますから、対処法もそれぞれに違います。

 

 

あがり症同様に、過剰に意識するのを避ける事も大切で、緊張するのは当たり前の事だと開き直るのもとても効果的とされています。

 

 

あがり症と同様に、赤くなるのを避けるために人と合わないようにするなどの深刻な状態であるなら、心療内科や精神科での診察を受けると良いでしょう。